2016年01月16日

言葉の力

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 世界平和統一家庭連合 崔 乘和

<2012 冬季説教集より>
聖書拝読:
 「主はモーセとアロンに言われた、『わたしにむかってつぶやくこの悪い会衆をいつまで忍ぶことができようか。わたしはイスラエルの人々が、わたしにむかってつぶやくのを聞いた。あなたは彼らに言いなさい、「主は言われる、『わたしは生きている。あなたがたが、わたしの耳に語ったように、わたしはあなたがたにするであろう。あなたがたは死体となって、この荒野に倒れるであろう。あなたがたのうち、わたしにむかってつぶやいた者、すなわち、すべて数えられた二十歳以上の者はみな倒れるであろう。エフンネの子カレブと、ヌンの子ヨシュアのほかは、わたしがかつて、あなたがたを住まわせようと、手をあげて誓った地に、はいることができないであろう。……』」(民数記14章26〜30節)

 「翌日、彼らがベタニヤから出かけてきたとき、イエスは空腹をおぼえられた。そして、葉の茂ったいちじくの木を遠くからごらんになって、その木に何かありはしないかと近寄られたが、葉のほかは何も見当らなかった。いちじくの季節でなかったからである。そこで、イエスはその木にむかって、『今から後いつまでも、おまえの実を食べる者がないように』と言われた。弟子たちはこれを聞いていた」(マルコによる福音書11章12〜14節)

 「朝はやく道をとおっていると、彼らは先のいちじくが根元から枯れているのを見た。そこで、ペテロは思い出してイエスに言った、『先生、ごらんなさい。あなたがのろわれたいちじくが、枯れています』。
イエスは答えて言われた、『神を信じなさい。よく聞いておくがよい。だれでもこの山に、動き出して、海の中にはいれと言い、その言ったことは必ず成ると、心に疑わないで信じるなら、そのとおりに成るで
あろう。そこで、あなたがたに言うが、なんでも祈り求めることは、すでにかなえられたと信じなさい。そうすれば、そのとおりになるであろう』」(マルコによる福音書11章20〜24)続きを読む
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2016年01月09日

感謝の信仰生活

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 世界平和統一家庭連合 森 源八

<2012 冬季説教集より>
訓読:父母様のみ言から

 私が与えても恥ずかしがる心の姿勢、もらえば恥ずかしく、おそれ多くて、どうしたらいいのか分からないという心の姿勢を常にもって生きる人が、感謝の生活をする人です。
このような人を通して新しい歴史が展開するのであり、このような内容を通して天国が成し遂げられるということを、皆さんははっきりと知らなければなりません。それゆえに皆さんは、自分が処している位置で、涙を流しつつ感謝しなければなりません。
 あまりに足りない自分に望みもしなかったものを整えてくださった神様に対して、感謝しなければなりません。恥ずかしさを感じながらもらったので、与えながらも恥ずかしさを感じることができる心の姿勢をもつ人は、絶対に滅びることはありません。そのような人は、感謝する生活をせざるを得ないということを、皆さんは知らなければなりません。もし、アダムとエバが『取って食べてはならない』という神様のみ言を聞いたとき、このみ言を感謝して受け、あまりにも高く尊いお方が『恥ずかしい我々に、このようなみ言を下さるとは』と言って、おそれ多い心で頭を垂れ、自分たちは慎重に行動しようという心をもって生活していたとするならば、堕落はしなかったはずです。
(中略)
歴史過程には立派な人々がたくさんいましたが、与えても足りないことを感じ、もらうときは有り難く受け取る人がいなかったのです。その格好はどうであっても、感謝してもらい、有り難くもらう人のみが神様を愛することができるということを、皆さんは知らなければなりません。

 将来、私たちは何を誇るのでしょうか。神様が下さるものをいつでも感謝して受け取り、いつでも有り難くもらえることが私たちの誇りであり、また、有り難く与えられる心をもったということが私たちの誇りです。このような伝統を立てていく皆さんであるならば、その伝統は、世界の歴史とともに切れることがなく、永遠であることでしょう。そのように生活する人のみが、神様に感謝する生活をなす人です。

 私たちが世界に残ることができる道は、全てのことに感謝する生活をする道だけであるということを、皆さんははっきりと知らなければなりません。生死の問題を中心として堕落したことが起源となり、このような曲折の道をつづってきたのですから、これを越えていくためには、現実を否定し、未来を肯定しなければなりません。現実において未来を肯定する心を受け継ぐためには、感謝する思いで、『全てを与えられる』という心をもたなくてはなりません。このような心がなくてはならないというのです。これを知って実践していく人は、間違いなく神様の息子、娘となれるはずです」(1970年10月25日)続きを読む
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2015年12月26日

感謝する信仰

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 世界平和統一家庭連合 朴 鐘華

<2012 冬季説教集より>

訓読:「基元節勝利のための統一教全国食口連合礼拝」における真のお母様のみ言から

「誰でもそうだと思いますが、大人になっても、新しい万年筆や鉛筆を持てば、いたずらして何かを書くではないですか。不思議ですが、私は幼い時からなぜか『統一』という字が好きでした。
考えてみれば、その単語が長い間、私にとって力となっていたようです。
 それで私たちが、神様に侍って究極的に天一国を完成させなければならないという課題において、一番初めに始めなければならないことは、自分自身、個人からです。
お父様は『二人が一つになって成していくのが天国である』と語られました。
一人の人の心と体が、どのように100パーセント以上、統一された位置で生活できるか。
これが最も基本となる、私たちが信仰として実践しなければならない課題だと見るのです。
 それで、私はこのように言いました。『皆さんは、批判する前に、まず純粋な心で天の前に「カムサハムニダ(感謝いたします、ありがとうございます)」という言葉から始めなさい』と。
心から天の前に『カムサハムニダ』と言える人は道を悟った人です。そうではないですか。
そうです。個人において、家庭において、教会において、氏族において、国において、世界において、統一された位置に立つようになれば、神様を中心とした一つの世界が自動的に成されるでしょう。
そのように暮らすことを決心する人は拍手をしてください。そのような心構えで暮らすようになれば、皆さんが成そうとする全てのことに天が共にされて、祝福が降りることでしょう! ありがとうございます」続きを読む
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2015年12月05日

結婚の真の意味

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 世界平和統一家庭連合 田中 敏明

<2012 冬季説教集より>


訓読:文鮮明先生自叙伝『平和を愛する世界人として』「結婚の真の意味」(p.229〜230)から

 「結婚は二人がするものですが、実際には二つの家系が因縁を結ぶことであり、さらには二つの氏族、二つの国が融和することです。
異なる相手の文化を受け入れ、歴史の中で生じた怨恨を克服して一つになっていきます。
 韓国人が日本人と結婚すれば、韓国と日本が融和するのであり、白人と黒人が結婚すれば、白人種と黒人種が融和するのです。また、彼らが生む子供たちは、二つの民族の血を同時に受け継いだ融和の人間であり、白人と黒人を超える新しい人種の出発点になります。
 このようにして数世代が経てば、国家や人種間の分裂や反目がなくなり、全人類が一つの家族となって、平和な世界をつくることができるのです」
 「結婚は、ただ婚期が来た男女が出会って一緒に暮らすことではありません。結婚は犠牲の上に成り立ちます。男性は女性のために生き、女性は男性のために生きなければなりません。
私の利己心がすべて消えるときまで、絶えず相手のために生きなければなりません。
そのように犠牲になる心が愛です。女性と男性が出会って、楽しくて良いものが愛ではなく、命を捧げることが愛です。そのような覚悟をした後に結婚しなければならないのです」続きを読む
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2015年11月28日

信仰は福を受ける器

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 世界平和統一家庭連合 鄭 光根

<2009 冬季説教集より>

きょうのみ言の題目は「信仰は福を受ける器」ですが、その意味は何でしょうか? 創造原理を見ますと、神様が下さる祝福を受けるためには、最小限(5%)の人間の責任分担をしなければなりませんが、
この人間の責任分担とは何か、二つの内容で圧縮して話すことができます。
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2015年10月24日

愛天、愛人、愛国

世界平和統一家庭連合 李 觀東

<2012 秋季説教集より>

訓読:『平和を愛する世界人として』
 「天を愛し、人を愛し、国を愛する教育をしたいと思ったのです。
 私は仙和芸術学校を作り、『愛天、愛人、愛国』というとても大きな揮毫を残しました。
すると、ある人が『韓国固有の文化を世界に誇ると言いながら、どうして愛国を最後にしたのか』と尋ねてきました。私は『ある人が、天を愛し、人類を愛したなら、その人はすでに、そのことによって国を愛したのです。愛国はおのずと完成します』と答えました」(p.165)

 「私の教育理念は、仙和芸術学校を建てたときと同じく、天を愛し、人を愛し、国のために働く人材を育てることです。 学校は、真理を教える聖所のような所です。学校で教えるべき最も重要な真理は何でしょうか。一つ目は、神様を知って、その存在を現実の世界に顕現させることです。
二つ目は、人間存在の根源を知り、自分の責任を果たし、世界の運命に責任を持つことです。
そして、三つ目は、人類の存在目的を悟り、理想的な世界を建設することです」(p.294)

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2015年10月10日

感謝する生活

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 世界平和統一家庭連合 朴 用浩

<2012夏季説教集より>
訓読:『天聖経』「真の孝の生活」p.2112〜2113
「それで、世界のために忠誠を尽くす神様の息子、娘をお迎えして、
神様が祝福してくださり、神様が誇ることができるその日を迎えなけ
ればなりません。
そのようにして、初めて韓国に安息が展開するというのです。
皆さんが、3000万民族が世界のために忠誠の道理を果たして、
世界万民が、『韓国によって自分たちも神様の息子、娘になった』
と言って、忠誠を尽くせる環境の基台を迎えるようになる時、初めて
韓国に安息の基台が展開するというのです」(1965.10.31)

神様のために忠誠を尽くすことにおいては、1歩も譲歩できない
という信念をもたなければならないというのです。
どのような人、どのような忠臣、誰よりも私がより1歩、わずかでも先んじなければなりません。
地上で生きていった霊人たち、地上で一生懸命に仕事をしていった霊人たち以上に、その人々が国のために忠誠を尽くし、すべての公的な仕事に一生懸命に働いた、それ以上に実践しなければならないというのです。
わずかでも多くしなければなりません。鉄則がそうなのです」(1978.11.26) 
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2015年10月03日

家庭は愛の学校

統一教会
櫻井隆能
<原理復興会講話集 P.139〜149>

【はじめに】
 最近、私たちは新聞やテレビを通して、家庭内暴力や家庭内事件をよく目にするようになりました。このような事件を見る度ごとに、私は、他の事件とは違って、「何か、入ってはいけないところに入ってしまった」という一種の緊迫感を覚えます。そしてまた、知らないところで、何か良くないことが起こっていっているのではないかという不安がよぎります。できるだけそれを見ないようにするのですが、また同様の事件が起きると、かえって私の心の中に深く刻み込まれていくようです。それが、きょうお話しする「家庭崩壊」という現実です。今も、私の中で、それを否定する気持ちは強いのですが、勇気を出し
て客観的に現実を直視することが必要です。

【崩壊する家庭】
 そこで、今日の家庭の状況を、いくつかのデータを通して見てみたいと思います。家庭崩壊の状況を端的に表すのが離婚件数ですが、平成14年をピークに若干の減少傾向にあるとはいえ、平成20年は約25万1000組と高い数字でした。40年前(昭和45年)と比べると、約2.6倍になります。平成20年の婚姻件数が約72万6000組ですので、3組のうち1組は離婚するという計算になります。

 次に生涯未婚率について見てみます。生涯未婚率とは、50歳を過ぎても、一度も結婚したことのない男女をいうのですが、平成17年のデータでは男性は15.4%、女性は6.8%、平均で11.1%です。これは50歳以上の9人に1人は結婚したことがないということです。この数字は急速に伸びており、近い将来4人に1人が結婚しないようになるという推計もあります。結婚しないということは、家庭というかたち自体をつくらないということです。

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2015年09月12日

信仰の恵みを証ししよう

矢野治佳伝道教育局長.jpg統一教会
 矢野治佳
訓読:「天地人真の父母定着実体み言宣布大会」のみ言から抜粋

 「皆様、真の父母様は、既に人類のための遺言を準備し残しました。一生に六度七度も生死を行き来する獄苦を経ながらも勝利し準備した遺言です。永遠なる人類の教材教本として八種類の本を残しました。
……『文鮮明先生御言選集』、『原理講論』、『天聖経』、『家庭盟誓』、『平和神経』、『天国を開く門 真の家庭』、『平和の主人、血統の主人』、『世界経典』、以上八種類の書籍です。これらの教本は、皆様が霊界に入っても読み、学ばなければならない本です。決して人間の頭脳から出てきた言葉や教えではありません。天がかわいそうな人類を救援するために下さった天道を教える教本だからです



 イスラエル民族、第二イスラエルとしてのクリスチャン、そして私たちは第三イスラエルとして神様から選ばれました。天一国実現を前にした私たちの歩みは、よくイスラエル民族の出エジプトに例えられます。

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2015年09月05日

人生の目的と幸福

世界平和統一家庭連合
 小澤秀幸
 <原理復興会講話集より>

 ここ数年、日本は混迷しています。この難しい状況を突破していくためには、どのようにしたらよいのでしょうか? 本質に帰っていかなければなりません。

 日本だけでなく、全世界においても、そのような状況になってきています。この状況を突破するにはリーダーが必要です。アメリカも、アングロサクソンがリードしてきましたが、昨年オバマ大統領が就任することによって、初めて黒人の大統領の誕生ということが起きました。実は、このことを30年前に文鮮明先生がシカゴで予言されていたのです。「白人と黒人の合わさったリーダーが出てくる」と。

 歴史上の人物の中で、世界的に最も影響を与えた人物はだれかというアンケートを行ったところ、第1位は、「イエス・キリスト」という結果が出ました。世界の歴史の中には、「聖人」と呼ばれる人が何人かいますが、その人たちは、死んだのちであっても永遠の価値、永生の価値を持っている方で、世界人類に影響を与えている人たちです。

 さて、皆さんは、「人生の目的」を考えたことはありますか?そちらのお母さんは、人生の大先輩ですね。人生の目的とは何でしょうか? その後ろに座っていらっしゃる男性は?(よくわかりません)。
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