<2012 秋季説教集より>
訓読:『平和を愛する世界人として』
「天を愛し、人を愛し、国を愛する教育をしたいと思ったのです。
私は仙和芸術学校を作り、『愛天、愛人、愛国』というとても大きな揮毫を残しました。
すると、ある人が『韓国固有の文化を世界に誇ると言いながら、どうして愛国を最後にしたのか』と尋ねてきました。私は『ある人が、天を愛し、人類を愛したなら、その人はすでに、そのことによって国を愛したのです。愛国はおのずと完成します』と答えました」(p.165)
「私の教育理念は、仙和芸術学校を建てたときと同じく、天を愛し、人を愛し、国のために働く人材を育てることです。 学校は、真理を教える聖所のような所です。学校で教えるべき最も重要な真理は何でしょうか。一つ目は、神様を知って、その存在を現実の世界に顕現させることです。
二つ目は、人間存在の根源を知り、自分の責任を果たし、世界の運命に責任を持つことです。
そして、三つ目は、人類の存在目的を悟り、理想的な世界を建設することです」(p.294)
おはようございます。緊迫したこの時、皆様も心配が多いと思いますが、お父様のご健康を考え、お父様のために、親孝行の心情で祈りを捧げましょう。
お父様の健康を祈りながら、私たちは何をなすべきでしょうか。
早くご健康になられて共に歩みたいというのは、皆さん同じだと思います。
きょうはお父様のために何を祈らなければならないのかを、共に考えてみたいと思います。
「愛天、愛人、愛国」というお父様の生涯の精神を私たちが相続して、本当に幸せな家庭を築くことが大切です。
私たちはお父様の健康を心配していますが、本当は、お父様が私たちのことを心配していらっしゃるのではないでしょうか。
真のお父様はなすべき摂理的な、天宙的な内容を全て成し遂げたと言われておりますが、お母様は、「私たちは停止してはいけない」と言われています。
私たちが歩むべき内容を確実に成し遂げることが本当の祈りであるし、それを実践することによって栄光を在天することになります。
まず三つの言葉、「愛天、愛人、愛国」についてお話ししたいと思います。
私たちは誰と出会ったのでしょうか。真の神様と真の父母様に出会って祝福を受けたのです。
真の父母様に出会って幸せだと、誰にでも言える立場にならなければなりません。
祝福家庭も様々な事情があり、理想があるにもかかわらず、現実の生活の中で悩み、お父様を証しきれない立場でいるのは胸が詰まることです。
イエス様が十字架にかかろうとする時、弟子たちさえイエス様を不信しました。
ユダヤ民族はもちろん、イエス様に従った弟子たちも不信し、イエス様は結局、霊的な救いを成すだけで終わったのです。真の父母様は霊肉共に私たちを救うために来られました。そのことは、皆さんもよくご存じだと思います。
私たちが実体的に真の父母様の代身となることが必要です。
私たちは真の父母様と出会って、幸せですね。どうでしょうか?
私たちはメシヤと出会って、神様を中心として、言葉から、態度から、生活から、一新された立場になっているでしょうか。
人を愛し、天を愛し、国を愛する、家族と人類を愛する、自然万物、国と世界を愛する生活を通して、真の父母様の代身家庭になっているでしょうか。
私たちは真の家庭を目指してきました。聖酒式を通過し、祝福を受けた立場として血統転換され、家庭完成を目指して心情転換の歩みをしていると言いますが、その証拠をサタンが見せてほしいと言ったとき、どのように見せることができるでしょうか。
私たちは、真の父母様の勝利圏ゆえに、今この場にいるのです。
まだ十分ではないので恥ずかしく思ったとしても、私たちは真の父母様から祝福された「祝福家庭」であることを堂々と言えるようになることが、今、お父様の健康を祈る実体的な実践だと思います。
皆さんが心を込めて祈っている内容、その真心が、私たちの周辺の隣人に連結されることを望みます。
私たちは教会に行ってみ言を聞くととても復興しますが、家庭においてもそうであることが大切です。
夫婦がどんな環境の中にあっても、子供たちのために、人々のために尽くす姿を見て、周りが「あの家庭は何かが違う」、「あの夫婦の笑顔を見ると、本当に幸せそうだ」と言う、そのような家庭になりましょう。
「愛天、愛人、愛国」という精神を通して、私たちの心が復興し、そのような生活の中で幸せを引き寄せる家庭生活を目指していけるようにしましょう。
きょうは、皆さんと共に目的を明確にして歩んでいくために、「愛天、愛人、愛国」の精神をお話ししました。 み旨を支えて親孝行していく祝福家庭として、「愛天、愛人、愛国」の精神と生活を通して生きるときに、サタンを屈服させ、人々にも祝福された内容を証していくことができるのです。
アーヂュ。