2013年03月02日

宇宙の根本は何か

武宮泰久.jpg統一教会
武宮泰久
<2012 秋季 牧会者説教集 P.97~101>

訓読:『天聖経』「宇宙の根本」より

 「宇宙の根本を考える時、何を考えて造ったのかといえば、男性と女性の概念を通じて、それに合うように相対的理想として造ったというのです。今まで、これが分かりませんでした」

 「人間の中には何がいますか。男性と女性がいます。それでは、男性と女性とは何ですか。種の中の種、焦点は、男性と女性を中心として、誰が焦点となるのかということが問題です。この男性と女性も、プラス・マイナスでできているというのです。必ず、プラス・マイナスがあるというのです。何かの種を見ても、二つのかけらがぴたっと一つにかぶせられています。一つの殻の中に、二つが入っています。これは宇宙の根本を表しているのです。宇宙の根本が、すべてこのようになっているというのです」

 「家庭は、神様の理想が顕現することができる起点であり、人類幸
福の顕現の起点になるのです。人間としての仕事がすべて終わる位置
であり、神様もすべてのことを完成される位置です。家庭がなぜ良
いのですか。それは父母様の愛を中心として、自由活動の基地になる
ためです」

 きょうは「宇宙の根本は何か」というテーマで、もう一度、神様について勉強しましょう。そして、神様が私たちに願われていることは何か、どのようになってほしいのかを、共に考えてみましょう。

 文鮮明先生は「宇宙の根本」という言葉を使われます。ここで言う根本とは、神様のことです。今まで人類歴史において、哲学者も科学者も、誰一人として「人生」と「宇宙」についての根本問題にはっきりとした答えを見つけることはできませんでした。しかし、人類の真の父母であられる文鮮明先生は、億万のサタンと闘いながら、それらに対する明確な答えを見いだされました。ですから私たちは統一原理を聞けば聞くほど、学べば学ぶほど、これは真理であると確信することができるのです。

 では、どうして多くの宗教や哲学がある中で、統一原理が私たちの心を納得させるのでしょうか。それは問題を見つめる視点が違うからです。人間から見つめる視点には限界があります。しかし、神様から承認を得た統一原理は、神様から見た視点による問題解決なので、私たちの本心が納得することができるのです。


 例えば、猿山に「腕時計」を投げ込んだとします。猿の視点からは、この「腕時計」は時を刻む物であると認識することは不可能でしょう。硬いので石のようなものと思い、物を壊したり、獲物を獲ったりする道具にしか考えないのではないでしょうか。なぜなら猿が「腕時計」を創ったのではないからです。「腕時計」を創ったのは人間です。ですから、人間はそれをなぜ創ったのか、何のために創ったのかという、動機と目的がはっきりと分かります。人間が「腕時計」を拾ったら、すぐにこれは「時」を刻むものであると認識することができるのです。

 同じように、森羅万象を創った動機と目的がはっきりしている神様の視点から見たならば、歴史の意味、宇宙の根本問題、真理の全てが分かるわけです。ですから、神様の視点から見た統一原理は真理であり、私たちの本心が納得することができるのです。

 森羅万象全てのものには存在する理由があります。神様を深く知ることによって、私たちの人生の目的もはっきりと分かることができるのです。

 では、神様はいかなるお方なのでしょうか。神様の創造の動機、目的は何であったのでしょうか。全ての出発点は「愛」にありました。「愛」には対象(相手)が必要です。相手が喜ぶ姿を通して自分も喜びたいという「情」の力が「愛」です。その「愛」がこんこんと湧きあがる泉のように、無限に溢あふれ出ているのが神様の心情です。それだけでなく、神様の愛したいという心情は、勢いよく噴火する火山の溶岩のように、止めどもなく、熱く、熱く、吹き出しているのです。

 神様は唯一の方です。本性相と本形状、すなわち心と体が一つとなった統一体であり、本陽性と本陰性の中和的統一体、すなわち男性と女性が一つになった存在でもあるのです。もともと一つの神様から分かれて生まれてきたのが私たち人間であり、男性と女性なのです。そして一人の男性と一人の女性が愛する姿を通して喜びを得たいのが、「絶対『性』」の神様です。一人の男性と複数の女性、あるいは一人の女性と複数の男性が愛することを通して喜びたいなどとは微み 塵じんも考えたことのない神様です。フリーセックスは神様の心情の真逆の姿です。ですから不倫や同性愛はあり得ないということです。「絶対『性』」なる心情の神、これが文鮮明先生の出会った神様なのです。

 神様から生まれた私たちは、神様の似姿にならなければいけません。一つであられる神様から生まれた私たちは、神様の一部分ですので、私たち一人ひとりは、神のような神性を持つ唯一無二の存在です。ですから自分勝手に自分の命を絶つなどということは、あってはならないことです。

 そして「私たち人間は神様の一部である」という考えは、とりもなおさず、「神様と私たちとは親子である」ということを意味します。それが、きょうのポイントです。

 子供である人間を無条件で愛する神様なので、どうして魂の修行のために六道輪りん廻ね ということがあるでしょうか。輪廻転生はありません。

 神様の一部分であり、愛する子供たちである男性と女性が、一対一で愛し合い、結婚して子供を生み、「One Family under God─神のもとの一つの家庭」となって、霊人体(魂)を地上で完成させるのです。そして完成された霊人体の姿で霊界に行き、親である神様とともに永遠に喜びながら暮らしていくことを、神様は願っておられます。そう考えると、地上での生活は一度きりなので、どれほど大切でしょうか。そして、神様を中心とした真の愛の家庭をつくれば、神様がその家庭に住むことができるというのです。神様はそれを願って人間を創造されたのです。

 皆さんの中には、親子関係、兄弟関係、嫁姑関係がうまくいっていない人がいるかもしれません。しかし、それは私たちが家庭の本当の姿を知らないからです。私たちは真の父母様を知り、語られるみ言、お姿を通して、真の家庭を知りました。教会で真の父母様と統一原理について学び、愛の授受作用(コミュニケーション)をして神様の愛を育み、それを家庭に持って帰って愛の家庭をつくるのです。

 親子・家族の愛の関係を修復しなければいけません。天国は一人で行く所ではないからです。夫婦そろって行く所です。それは一朝一夕にはできません。毎日、こつこつと真の父母様のみ言を訓読し、お祈りを通して神様と会話し、家族で授受作用(コミュニケーション)し、神様を中心とした信仰生活をして、愛のある人間関係を築いていくことが重要です。

 何も難しいことはありません。誰でもできる簡単なことから始めましょう。皆さん、神様に挨拶していますか。親である神様に挨拶をすれば、どれほど神様が喜ばれ、その一日が天運に満たされるでしょうか。そして笑顔で過ごしていますか。皆さんの顔は重要です。自分で自分の顔を見ることは一日に何回もありませんが、他の人からは常に見られています。ですから、いつも笑顔でいれば、授受作用がたやすくなります。文先生の奥様、韓ハン鶴ハㇰ子チャ夫人は夫のためにいつも笑顔を絶やさず、支えておられます。女性の笑顔が男性のエネルギーの源になるのです。

 最後にもう一つ。掃除をしていますか。暮らす環境がきれいになれば、心穏やかに過ごすことができるでしょう。このように天を愛し、人を愛し、国を愛する生活、すなわち「愛天愛人愛国」生活の基本的な内容を通して、文鮮明先生は私たちに愛の人、愛の家庭となるよう指導してくださっています。

 結論として、宇宙の根本である神様の似姿になるということは、見えない神様の全てを体得された文鮮明先生、韓鶴子夫人の似姿になるということです。共に真の家庭を築くべく頑張ってまいりましょう。

ありがとうございました。


posted by ffwpu at 10:00| 統一教会牧会者説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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