2013年01月26日

神を中心とする四位基台を完成させよう

kajikuri.jpg統一教会 前会長
梶栗玄太郎
<「祝福家庭」67号(2012年冬季号)P.6〜13>

球形運動をなし、立体として存在
 神の創造目的である「四位基台」について触れたいと思います。

 「統一原理」で私たちが学ぶ四位基台は、神を中心とした主体と対象と合性体があり、それぞれが三対象目的を完成すれば、変わることのない力の基盤が造成されます。これを四位基台と言います。

 これを縦的に見た場合、神を正として、それより分立して再び合性一体化するという、この発展の段階、力の展開過程を「正分合作用」といい、それは、「絶対・相対・中和」の三段階から成っていると言えます。そして、三段階で発展するという根本がここにあります。

 このような正分合作用と四位基台の内容を、「創造原理」の中で学んでいると思います。これは正しい考え方です。

 しかし、私たちがよくイメージする四位基台の図は単純に一枚の紙に描いています。これは二次元の図形なので、私たちは四位基台を平面的に捉えがちです。私たちが住む現実の世界は三次元の世界ですから、それを立体的に考えなければなりません。


 『原理講論』には「四位基台の存在様相」として、「正分合作用により三対象目的をつくって四位基台を完成した存在は、いかなるものでも、円形、または球形運動をなして、立体として存在する」と書かれています。

 四位基台が球形運動をなすというわけですから、球形の中に四位基台が入るわけです。これを表すと図Uのように考えることができます。すなわち、四位基台が回転し、円形運動をすることで球形になり、立体となるというわけです。

 この球形の北半球を見ると、北極を頂点にして4本のフレーム(枠)を底辺の正四角形のフレームのそれぞれの角とつなぐことで、ピラミッド型の正四角錐となります。

 これは、四位基台が円形運動をなす一断面的な構造図ですが、南半球でも同様に、さかさまとなった正四角錐が入ります。この上下2つの正四角錐を合わせると正八面体の構造図となります。四位基台が角度を変えながらくるくる回ることで球形になるというものです。

 この正八面体を横から見ると、主体、対象、合性体と表すことができ、四位基台の形になります。主体、対象、合性体の4つの位置が確定され、互いに円満な授受作用をすることで、四位基台が生まれ、そして力が生まれるというわけです。ですから四位基台を力の根本と言います。この四位基台が授受作用をすることで回転し、全体が球形になるという考え方です。

 その中を見るとダイヤモンドの形をしています。このダイヤモンドの形が回転して球形になるというものです。大きな宇宙も、小さな原子を構成する陽子と電子も四位基台から成り、それらは球形で表されます。標準の形は球形なのです。

 その四位基台を「構造」として取り扱い、連続させたものをWスペースフレームWと言います。現在の建築学界において最も発展している技術が、このスペースフレームなのです。それは構造的にとても強いので、大きな屋根などに使われています。

 球形がいちばん強いのですが、その次に強いのが正三角形です。正四角錐には、それが4つもあります。ですから、最強の構造だと言えます。

真の家庭の四位基台と皇族圏で連結
 勝利された真の家庭の四位基台というのは、神様を中心として、人類の真の父母となっています。そして、その主体と対象が、真の父と真の母になります。そして、真の家庭がなされるわけです。

 私たち祝福家庭がどこにいるかというと、そこに連なる四位基台として位置します。私たちも成長して四位基台を形成し、父となり母となり、子女を生んで、三代圏が一緒に生活するようになります。この三代圏を表すと、図Vのように考えることができます。

 ここで、私たちは皇族圏として真の家庭につながることが重要です。図Vのように、皇族圏を完成することで初めて真の父母様の四位基台と連結されます。

 私たちに該当する下の四位基台があちらに行ったり、こちらを向いたりして、ふらふらしてはいけません。しっかりと真の家庭につながらないといけません。皇族圏を勝利した者が父母様の四位基台に連結されるのです。その人たちが初めて天国に入ることができるのです。天国に入城するためには、この皇族圏とならなければなりません。

 四位基台とは、力の根本であるとともに善の根本基台でもあります。この四位基台を完成することで、神を中心とする善の世界が完成されるのです。不完全な場合は、善ではありません。ですから善を完成しないといけません。三代圏というのは、一緒に住むことだけではなく、真の父母を中心に三大王権をなし、その直系を中心として、そこに相対的関係をもって皇族圏が連結されなければなりません。

 この皇族圏をどのようにして勝利するかと言えば、それが「天福函」(八大教材・教本)のみ言の中にあります。このようにすれば皇族圏になれると、み言に書かれているのです。ですから、み言を訓読しなければなりません。そのとおりにすれば皇族圏が完成できるのです。

絶対信仰、絶対愛、絶対服従でメシヤに従う
 第一祝福は、人間として個性を完成することです。人間の心と体が、神を中心として授受作用をなし、合性一体化して個体的な四位基台をつくり、神の宮となるのです。

 次に第二祝福として、祝福を受けて家庭的な四位基台を完成しなければなりません。子女を生み増やし、やがて、祖父、祖母になって、子供の家族と孫の家族と一緒に住むのです。これが幸福になることであり、三代圏理想です。

 真の父母様の家庭でそれを完成されました。父母様の家庭の四位基台が、この地上で勝利されたのです。勝利された真の父母様、勝利された家庭的四位基台ということになります。再臨のメシヤ、人類の真の父母として勝利されたのです。

 そして、真のお父様が聖和されました。霊界に行かれた父母様だけが、再臨のメシヤです。ほかのメシヤが来るわけではありません。後にも先にもない、たった一人のメシヤがこの地上に現れて、そして生涯を終えて霊界に行かれたのです。

 真のお父様が聖和されたあと、どうなるのだろうかと皆40日間迷ったのですが、そうではなく、私たちに与えられた本来の目的を成就しないといけません。そのことに忙しいのです。メシヤに絶対的に従わないといけません。絶対信仰、絶対愛、絶対服従の信仰で、この道を行くのです。

 私たちは今まで、天国に入城するために、一生懸命、信仰生活を続けてきたのではありませんか。目前に勝利できる可能性があるのに、それを放棄して、別の道に行ってしまったら大変なことになります。天の前に絶対的に忠誠を尽くし、本来の目的を達成しなければなりません。家庭的四位基台を完成しなければなりません。そして、氏族的メシヤとしての責任を果たすのです。

天一国は真の自由と責任が伴う世界
 四位基台は三大祝福の完成でもありますから、個性完成、家庭完成、主管性の完成です。人間と万物が一体となって完成する世界が、3番目の主管性の完成です。そうすることで、万物を本然の立場で主管する主管性を賦与されます。万物としては、人間以外のものがみな入ります。人間だけが、それを主管できる立場に立つことができるように、神様の祝福を受けているのです。

 三大祝福の万物主管のところで、神様はどのような恵沢を与えられたのでしょうか。人間に自由を与えられたのです。その自由とは、責任が伴う自由です。責任のない自由はありません。自由と責任です。将来の天一国は真の自由社会です。そこには責任が伴います。自由と責任の世界です。

 メシヤが来られたのですから、そのメシヤは必ず世界を救うと同時に、人間が責任を果たすことができないという場合は、審判がなされます。救いと審判は裏表なのです。ですから、メシヤが来られたのは嬉しい反面、人間が責任を果たすことができなければ、審判ということがすぐ現れるのです。しかも今はメシヤが霊界に行かれていますから、それが早いのです。

 私たちの先祖たちが霊界から降りてきて審判するというのです。先祖の中には良い先祖もいるのですが、そうでない先祖も多いのです。先祖が「こいつは悪い奴だ」と言って霊界が引っ張っていくことが考えられます。そのような時代が来るのです。そして、「統一原理」が国教となっていくことでしょう。

 基元節までという短期間で、今までできなかったことができますか。そのためには、奇跡を起こすしかありません。奇跡の中の奇跡です。天の前に日本を復帰するのです。ですから急いで準備しないといけません。

四位基台の完成で「全てを勝利」
 神の三大祝福は、四位基台を実現することで成り立ちます。神の創造目的は四位基台を完成することなのです。真のお父様は、「全てを勝利した」と宣言されましたが、「全て」というのは何を意味するのでしょうか。

 それは、四位基台を完成されたことを意味するのです。それが「全て」ということです。真のお父様が打ち立てられた勝利を、もはや誰も奪うことはできません。ですから私たちも、四位基台の完成という創造目的を実現しないといけません。

 この四位基台を完成することで、「私は全てなすべきことをした」と宣言することができます。そして将来、霊界に行ってから真の父母様のご家庭に連結されるのです。皇族圏を勝利することで連結されるのです。それは私たちの目前にあることです。それをつかんで勝利しなければなりません。ほかの雑多なことを考えている時間はありません。一直線に行かなければならない時です。

 真の父母様について行くのです。私たちも、絶対信仰、絶対愛、絶対服従の精神をもって、最後の道を歩み、四位基台を完成する時なのです。

 図Vで言えば、たくさんの「小さな子亀」のような四位基台が「親亀」の四位基台にくっついて天国に入っていくのです。み言を訓読して、その内容を実践していけば、みな勝利できるようになっています。これが真のお父様の遺言である八大教材・教本です。これを訓読し勉強すれば、誰でも天国に入ることができるという遺言なのです。

 それをしないで、いったい何の本を読むというのでしょうか。私たちは「原理」で進んでいくのです。原理以外に救いの道はありません。

 真のお母様のご指導を受け、これから行われるのが、「草創期に返ろう」「神霊と真理(み言)に満ちあふれた教会をつくろう」ということです。これを実現しなければなりません。

 そうすれば、みなこの四位基台の球の中に入っていくのです。その外にいると審判を受けてしまいます。悪をそのまま放置しておくことはできないので、審判は避けることができません。

 私たちは、早く堕落性を脱いで立派な成約聖徒にならなければなりません。そして家庭を完成し、四位基台の完成に向かって邁進しましょう。


posted by ffwpu at 11:00| 統一教会牧会者説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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