2011年07月02日

神の創造の跡を表す統一マーク

文亨進世界会長

統一教 世界会長 文亨進

   <原理復興会講話集2 P8〜17>




 尊敬する紳士淑女の皆様、本日、このように尊敬するパネリストの皆様と共にできますことを光栄に思います。私は自分がその価値に値しない者と感じており、真の父母様(文鮮明師ご夫妻)に感謝します。私の天からの第一の使命は、統一教会の牧師です。私は皆様を天福宮に歓迎します。ここは私たちの世界本部です。また、教会の機能も果たしています。私たちは毎日、ここで礼拝をしており、日曜日には数千人の教会員が来て礼拝を捧げます。ですから、まさに神様の家なのです。皆様がここにおられる間に、ぜひご見学ください。

 私が世界の宗教を学んだとき、もちろん偉大な信仰の伝統を学び終えることはできませんが、私は世界の宗教の伝統の核心は、愛と慈悲、倫理と道徳は共通であることを発見しました。私たちは、すべての信仰には、慈悲、愛、慈愛、忍耐、親切、寛容などの偉大な美徳が共通していることが分かります。

 今週、私たちは真の父母様の生誕を祝います。お二人は、23歳離れてはいますが、本当に同じ日に生まれたのです。私たち統一教会の伝統では、彼らをただ普通の男性と女性とは見ません。私たちはお二人を再臨のキリスト、再び来られたキリストと見ています。これは私たちにとってとても重要です。私たちのために、真理を解き明かし、教えてくだっています。それは私たちに伝授してくださっているすべての活動に共通する核心です。その教えは世界の様々な国で奉仕活動や、家庭の価値の向上、政治をその原点に立ち返らせる運動や、異教徒間の調和を強化といった形になっています。それは真のお父様(文鮮明師)が神様とイエス・キリストと直接的な出会いによって受けた啓示によるものです。

 私は本日、その教えの核心が、神様がいらっしゃり、神様は認識でき、知ることができるということであることを皆様と分かち合いたいと思います。私はこのプレゼンテーションを教会で行ってきました。また真のお父様にも、二度ほどお見せしましたところ、皆様とも分かち合うことを願われたのです。


 宗教の核心を見ますと、真のお父様の偉大な洞察なのですが、宗教の文化と伝統には同じような価値と美徳があります。私たちは同情や道徳などを熱望します。その核心において、宗教が真に求めているのは関係なのです。「宗教」のラテン語の語源は「religio」で、「再び結ぶ」という意味です。関係を再び結ぶのは、一番初めに私たちの創造主、神様との関係であり、天と、地と、そして人間との関係です。

 愛の美徳が存在できるのは関係性においてのみです。平和と寛容、同情が存在できるのは関係性においてのみなのです。すべてのものは関係性を基盤としています。これは真のお父様の偉大な洞察です。時間の始まり、時空の創造も、すべては神様の関係性に対する熱望に基づいているのです。

 13世紀に偉大な数学者がいました。彼の名前はレオナルド・フィボナッチです。西洋世界にアラビア数字を紹介したイタリアの数学者です。1202年、彼は自分が発見した数列について出版しました。フィボナッチ数列として知られているもので、次のような一連の数列です。0、1、1、2、3、5、8……。これから「中庸」や「完全なプロポーション」が由来しています。この数列から、フィボナッチスパイラルとして知られている驚くべき形をつくることができるのです。フィボナッチスパイラルは宇宙の至る所に見いだすことができます。宇宙はこの数列でできているのです。真のお父様が私たちに教えてくださった偉大な真理の一つは、「神は数によっても私たちと関係を持っている」というものです。

 銀河全体から私たちの回りの植物に至るまで、自然を見ると、星が渦を巻いている銀河の渦から、排水でできる水の渦に至るまで、フィボナッチスパイラルはどこにでもあります。これらのものはすべてフィボナッチカーブとして知られるもので、回転しながら曲がっています。これらは正確にこの比率に合っています。

 原子が無重力で動く軌道にも見ることができます。化石の中や、地球を養う大洋にも見られます。巻き貝や植物に見られます。花の花弁の数や葉序に、木やその他の植物の枝の数のパターンに見られます。ブドウやカボチャの渦巻き(蔓)に。タンポポの渦巻きや花弁の数に。0、1、1、2、3、5、8、13、21……。古代のマンモスのような哺乳動物や、サイやゾウのような現存する哺乳動物の牙に見られます。アフリカ羊やシロイワ山羊など、すべての動物の角にも見られます。角はフィボナッチスパイラルに従った形をしています。ワシやオウムのくちばしの形にも見られます。蛾のような飛ぶ生き物の翼や触角の形にも見られます。タツノオトシゴやカメレオンの尻尾にも見られます。

 フィボナッチスパイラルは雪片やあなたの指紋にも見られます。四角の指紋ではなく渦巻きの指紋であることは、進化の上で有利性はないのに、私たちはみなそれをもっています。耳の蝸牛殻や人間の脳の26のカーブにも見られます。DNAの螺旋にも見られます。それはフィボナッチスパイラルに正確に合っています。赤ちゃんのへその緒、葉緑素をもつ藻類に見られます。

 驚くべきパターンが分かりますか? 創造者がいらっしゃるのです。創造主、神様が宇宙を創造されたのです。神様は愛と関係性の熱望と、心情をもって創造されたのです。私たちは自然界によってそれを知ることができます。

 この比率(プロポーション)は美の比率、神聖な比率、あるいは黄金比として知られています。ある人の体がこの比率、1対1.618をもっているとしたら、地球上のすべての人は、その素晴らしいプロポーションのゆえに、その人は美しいと言うでしょう。私たちは、神様は知や心の神様だけでなく、美を求める神様でもあることを知っています。なぜなら、この比率は美しいのです。それは美というものが存在することを私たちに教えてくれます。

 私たちは、宇宙が始まった時、一点から、一次元から出発したことを知っています。それは四方、東西南北の四方に広がることによって二次元に移行します。では実在の二次元にアプローチしましょう。この実在の二次元は時間の始まりです。なぜなら、今、私たちは時間というものを考えることができるからです。しかし、まだ空間はありません。なぜなら、境界線なしでは距離を測ることができないからです。それで神様の宇宙の建築術において、そこから距離を測ることができる境界線をつくらなければならなかったのです。この線を閉じると境界線ができ、空間が現れるのです。完全な四角形ができ、回転すれば、完全な円ができます。

 さて、円があり、その中に正方形があり、中心点に向かう線がある、そういうマークを、皆さんは見たことがあるでしょう。私たちのマーク、統一マークです。このマークは宇宙の建築の始まり、時空の始まり、そして創造の始まりを示しているのです。

 私たちと数年共にした皆さんは、そのマークを見たとき、それが意味深い重要性をもっていること、真のお父様が解き明かしたものと関係していることに気がつかれたと思います。

 聖書では、神様はアダムを創造され、アダムからエバを創造されたとあります。これは数学的でもあります。真のお父様は驚くべき科学者であり、数学者でもあります。もちろん、神様を愛する方であり、神様の完全性、神様の美、神様の知性、神様のご意志、神様の情熱、神様の心情を愛される方です。

 もし皆さんが女性の姿を描こうとするならば、女性はいつも曲線で描かれますが、まず初めに男性的な線を描くに違いありません。エバの前にアダムを造るに違いないのです。これは幾何学的な真理でもあります。点から円を描くためには半径が必要です。まっすぐな線やこわばった線は何世紀もの間、男性的なものとして描かれてきました。曲線や円は女性的なものでした。この男性と女性のパターンの中で、真のお父様が授受作用と呼ぶ活動を互いにします。男女は四位基台を成します。この四位基台によって家庭、種族、社会、国家、世界、宇宙が現れてきます。

 私たちのために、神様は中心より来られ、ご自身を世界に現してくださいます。人間の成すべきことは、その中心に戻ること、中心的な関係を取り戻すことです。これが統一運動のマークが意味するものなのです。完全なるもの、神様に戻るという私たちの熱望を示しています。これを三次元で得ようとするとき、真のお父様はしばしば右左、上下、前後について語られます。初めてこの3つについて聞いたとき、私はこれは儒教の伝統から来ているものだと思いました。私はお父様が数学的に話していることを悟ることができませんでした。完全な四角形から線を上下に広げれば−−真のお父様はいつも神様が私たちと関係をもっていらっしゃることについて語っておられるのですが−−八面体をつくります。すべての方向に回転すれば、完全な球をつくります。

 神様があらゆる円や球を創造したいならば、皆さんの眼球から惑星、太陽に至るまで、神様はまず球をつくるための準備のかたちをもたなければなりません。黄金比、それはフィボナッチ数列に見ることができますが、そこには方程式があります。その問題について深く入っていこうとは思いません。なぜなら、それはとても数学的だからです。しかし方程式をつくるためには、完全な四角形が必要です。しかし完全な四角形をつくるためには、まずもっと基本的な形が必要です。円やその他の形をつくることができる前に、フィボナッチスパイラルは共通の中心をもつ完全な円や完全な四角形といった基礎的な形が必要です。

 すべての宗教や古代文化の偉大な建築様式には、同じ長さの半径の円が2つ重なったときにできる「vesica piscis」(ラテン語で魚の空気袋、楕円形)が見られます。円が重なった中央の部分が小さなアメリカンフットボールの形になっており、vesica piscisと呼ばれます。これは初期のクリスチャンのキリストの聖画法です。イエス様はvesica piscisだったのです。一つの円は神様、もう一つの円は人間、そしてキリストはvesica piscisから来られるのです。vesica piscisは創造の子宮なのです。球や円などのすべての形はvesica piscisからつくることができます。円が必要なのですから。あらゆる完全な三角形はvesica piscisでできています。分割法の一つ、三角法はvesica piscisから出てきます。中心の回りの同じ経線の6つの円は真ん中に星をつくります。地中海からエジプトまで、そして古代世界のどこにでも見ることができます。

 これらの形をつくるために、また神様がフィボナッチスパイラルをつくるために、共通の中心をもつ円や四角形などの基礎的な形が必要です。中央の星の形を模写し続ければ、すべての建築様式の形が、四面体から20面体、12面体、8面体、6面体、陰陽の多面体が現れます。宇宙に共通のすべての形は、このパターンから来ているのです。

 しかし、宇宙の形、中央の形、基礎的な形は原理に見いだすことができます。その原理は四位基台、授受作用、共通の中心をもつ円と四角形、それは真の愛が本質である神様を表しています。宇宙全体はこのパターンによって現れています。

 すべての関係、皆さんのDNAと皆さんの父親のDNAとの関係でさえ、これらの形によって現れています。皆さんがつくられた時、皆さんのお父さんとお母さんの種が一つになったのです。この部屋のすべての人は、ある一点、一つの細胞だったのです。有糸分裂、つまり細胞分裂の過程によって成長し始めます。1個の細胞が2個になり、2個の細胞が4個になります。(以下、同じように繰り返します)これはあなたが、4個の細胞の大きさのときの電子顕微鏡の実際の写真です。(笑い)4個の細胞に重要なものは、液体に4個の細胞が浮かんでいるだけではないということです。これらの細胞には明確なパターンがあります。3個の細胞は下のほうに、そして1個の細胞が上のほうにあります。これらの細胞の中心を結べば、完全な四面体になります。あなたが4個の細胞の大きさのとき、幾何学的に完全な四面体だったのです。8個の細胞になったとき、底に3つ、上に1つ増えます。8個の中心を結べば、四面体の星、ダビデの星に見える星が現れます。しかし、この興味深い四面体の星についてはあまり知られていません。この四面体の星を一点で回転させると、中央につながる横木のある完全な四角形になります。ちょうど統一教会のマークのようです。皆さんが8個の細胞の大きさの時、細胞の中で丸い、統一マークだったのです!(拍手)

 これが真のお父様の教えにすべて現れているということは何と驚くべきことでしょうか。お父様は、神様はご自身のイメージで男と女をつくられ、宇宙を人間のイメージでつくられたと教えています。とても魅惑的です。

 レオナルド・ダ・ヴィンチによるウィトルウィウス的人間を見ていただきたいと思います。この有名な絵に、ダ・ヴィンチがすでに人間の周りに円と四角形を画いていることが分かります。これが表しているのは平均です。人が腕を水平に広げると、腕の長さと身長は同じになります。もちろん、人間は異なっています。みんながこのような完全なプロポーションをもっているのではありません。しかし100人を平均すれば、1インチの1000分の1以内で、このプロポーションになります。

 興味深いことに、ウィトルウィウス的人間の四角形の中心は生殖器です。真のお父様の偉大な洞察は、すべての破滅的な罪はこの神聖な部分の価値を破壊したことによるというのです。ウィトルウィウス的人間には二人の人間が描かれています。第二の人間は手を斜め上げ、足を斜めに開いています。ダ・ヴィンチはその人間の回りに完全な円を描いています。その円の中心はへそです。生殖器ではありません。この2つの中心を互いに動かすと(へそが中心の円と生殖器が中心の四角形を動かすと)、あなたが大人になったとき、8つの細胞のときと同じ円にとどまっていることを示しています。また、統一マークと一致します。

 真のお父様はいつも私たちに心情が中心であると教えられます。もちろん、私たちの子供たちを通して、新しい人生、新しい愛、そして新しい子孫が創造されます。ウィトルウィウス的人間がつくっている四角形の中に円を描き、心臓から子孫(生殖器は子孫を象徴します)までを直径とする円を描くと、魅惑的なことに、その2つの円の大きさの比率は1:3.65になります。それは、月の直径と地球の直径の比率とちょうど同じです。これが同じということは、何を意味するのでしょうか。これは私たちと宇宙とが、小宇宙と大宇宙のごとく相似しているという、真のお父様の教えに対する驚くべきあかしです。
 
 皆さん、神様は実在されるのです。(拍手)真のお父様が私たちに解き明かしてくださった真理は、私たちが『原理講論』と呼んでいる聖なる著書に著されています。そこには、神様が私たちの創造主であられ、関係を熱望され、人間と被造世界と授受の関係をもちたいとされた原理が説明されています。そのような理解をもとに真なる関係性は生じることができると、私は確信します。その関係性とは、神様を中心としたものであり、神様の本質とは、自己犠牲です。偽りの関係は逆で、自分自身のために他を犠牲にするものです。真の平和、真の愛、真の慈悲は真の関係においてのみ存在できるというのが統一教会の視点です。

 真のお父様が、その牧会人生を通し、人間と神様、夫と妻、父母と子供たち、私たちと世界との関係性の価値を一貫して強調してこられたのはそのためです。このことから、神様が私たちと関係をもつことを願い、私たちが互いに関係を見いだすことを願っているということが分かります。神様は真理と美とその本質である真の愛で導かれたいのです。

 私にとって、本日、真の父母様の願いを受けて、皆さんの前でこうして講演できることは光栄です。しかし、私は皆様が父母様の教えを知り、「統一原理」を学ぶようお勧めします。なぜなら、そこに真の平和に至る道があるからです。原理を通して発見できます。原理を通して、私たちは真の運命、真の関係、真の愛、真の家庭を見いだすことができるのです。

 兄弟姉妹の皆様、皆様すべてに真のお父様の教えを学ぶようお勧めします。真のお父様が迫害と裏切りと苦痛に直面しながらも、その教えを一貫して実践してこられたことが分かるでしょう。

 そして、皆様は神様とお会いできるようになります。ありがとうございました。


posted by ffwpu at 11:49| 文亨進様説教 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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