<2012 秋季説教集より>
訓読:『平和を愛する世界人として』
「天を愛し、人を愛し、国を愛する教育をしたいと思ったのです。
私は仙和芸術学校を作り、『愛天、愛人、愛国』というとても大きな揮毫を残しました。
すると、ある人が『韓国固有の文化を世界に誇ると言いながら、どうして愛国を最後にしたのか』と尋ねてきました。私は『ある人が、天を愛し、人類を愛したなら、その人はすでに、そのことによって国を愛したのです。愛国はおのずと完成します』と答えました」(p.165)
「私の教育理念は、仙和芸術学校を建てたときと同じく、天を愛し、人を愛し、国のために働く人材を育てることです。 学校は、真理を教える聖所のような所です。学校で教えるべき最も重要な真理は何でしょうか。一つ目は、神様を知って、その存在を現実の世界に顕現させることです。
二つ目は、人間存在の根源を知り、自分の責任を果たし、世界の運命に責任を持つことです。
そして、三つ目は、人類の存在目的を悟り、理想的な世界を建設することです」(p.294)
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