周藤 健
<2009 冬季 牧会者説教集より>
愛が、人生においてどれほど大切であり、どれほど素晴らしいかということを、私たちはよく知っています。
では、その愛を見たことがあるでしょうか? だれも愛を見たことがないのです。愛には形がなく、また色も、匂いもありません。それは肉的五官では感じられないのです。
その見えない愛は、どれほどの力を持っているのでしょうか? そのことについて今日まで、私たちはあまり知らずにきました。
愛が人間を変え、世界を変え、歴史を変え、全人類の運命をも変えるような力を持っているのですが、そのことを本当にわかった人は、だれもいなかったのではないでしょうか。
これまで人々は、この世界を変えたいと思ってきました。そのために、何百万、何千万人を粛清してでも、この世界を制覇して変えようとしてきたのが共産主義です。
しかし、世界の半分以上を制覇したかのように見えた共産主義も、この世界を本質的に変えることはできませんでした。武力や権力、お金では世界を根本的に変えることはできないのです。
では、愛はどのように世界を変えることができるのでしょうか? 愛にはそのような力があるのでしょうか? その解答を真のお父様が教えてくださっています。
続きを読む