統一教会
市原和幸
<2011 秋季 牧会者説教集 P.65〜68>
訓読:『平和を愛する世界人として』第7章「グローバルリーダーは世界を懐に抱く人」より
「今は『地球村』という言葉さえ昔の言葉になりました。地球はすでに一つの生活圏です。人生の目標が、大学を出て月給をたくさんくれる会社に就職し、安定して生きていくことだとすれば、小犬くらいの成功を収めるようになります。しかし、アフリカの難民救護に命をかけて取り組めば、虎のような成功を収めるでしょう。どちらを選択するかは各自の心にかかっています。
私は今も世界を飛び回っています。一日も休む時間がありません。世界はまるで生きている生物のように絶えず変化し、問題を引き起こします。私は、そのような問題のある、暗くて奥まった所を訪ねて回ります。私が訪ねていく所は、景色がよくて楽な所ではありませんが、私は暗くて、大変で、孤独な所で幸福を感じます。
私は、皆さんの国から本当の意味のグローバルリーダーが出てくることを願います。国連を導いていく政治リーダーが出てくることを願い、紛争地域の争いを防いでくれる外交リーダーが出てくることを願います。道端を徘徊して死んでいく貧しい人たちの世話をするマザー・テレサのような救いのリーダーが出てくることを願います。また、私のように、人々が顧みることのない土地と海を開拓し、新しい世界を広げていく平和のリーダーが出てくることを願います。夢を持って志を立てることがそのスタートです。冒険心と開拓精神を持って、人が夢見ることのできないような夢を持ち、意味のある志を立てて、人類のためのグローバルリーダーとなることを切に願うものです」
真の父母様は、7月17日にアフリカのナイジェリアで大会を行う予定になっています。今年ナイジェリアの大統領に就任したグッドラック・ジョナサン大統領は、過去に平和大使の任命を受けていました。平和大使である立場で現職の大統領となり、真の父母様を国賓待遇で迎える大会は初めてです。米国大陸会長である梁昌植先生の報告によると、ナイジェリアだけではなく、アフリカ10カ国の大統領からお父様を招請するという公式的接触があったそうです。そして今回のお父様の訪問が全体的な天の摂理的方向へアフリカやナイジェリアが転換される契機になるであろうと言われています。
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posted by ffwpu at 07:00|
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